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思考の最果て
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白銀(WriteIDEA)

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なんかなぁ……
 今朝の週刊ジャンプを立ち読みしてきました。読んでいる作品は少ないんですが、一応毎週見てます。(色々あって見れない時もありますが)

 最近読んでるのは「ONE PIECE」と「D.Gray-man」が主なもの。
 「みえるひと」や「武装錬金」も読んでいたけれど打ち切りで、ちょっと残念。特に「みえるひと」は個人的に面白かったので最後まで読みたかったんだけどなぁ……。
 で、今回の話題は「斬」という作品。これ、連載当初からインターネット上でも色々とネタになっていじくりまわされてる作品でもあります。
 この作品が好きな人(いるのかな。そりゃあ、いるかもしれないけど)は続き、見ないように。

 同じ「物語」を書く側の人間としては、この作品が掲載されている事に非常に反発感を憶える。実際、連載開始からあっという間に連載順が後ろに回され、そろそろ打ち切られそうにもなっている。
 作画が酷い、というのも勿論ある。
 指先が四角いってどうよ? 何だか雑に見える背景とか、キャラとか、立ち絵とか。無駄に長いセリフでの説明とか、どもり過ぎなセリフ回しとか。
 まぁ、絵に関してはともかく、内容も無茶苦茶。私としってはこっちのが気に食わない。

 まずは世界観。
 現代風な世界で、帯刀。真剣での試合=死合OKという世界。
 これってどうなんでしょう。帯刀まではともかく、殺し合いが正当化される世界って時点で結構破滅してるような気がします。何せ、合意の上の真剣勝負が許されてる世界なんですから。それも、中高生レベルでもOKという。
 何ていうか、ガキに武器持たせる事の危険性を考えてないのか。まぁ、そもそもが殺し合いOKな世界なのでOKなんでしょうけれど。幼少期から武器持って殺し合いしてるような世界じゃ、あっという間に人口減って破綻しそうな気もするんですけどね。
 前回、今回で色々戦ってますが、学校の校舎壊したりとかもしてて、こんな事が日常茶飯事な世界だと国や自治政府の財政もガタガタになりませんか。財源が民衆なのだから、殺し合って人口減少なんて事になったら財政も傾くでしょうに。人口減ったら減ったで資金少なくて済むかもしれませんが。
 何にせよ、公共施設とか破壊するほどの戦闘力を持った武器やそれを扱える子供を放っておく手はありません。軍隊にでも入れろ。その方が役に立つ。言う事聞かないなら手荒く躾けろ。軍ってそういうもんでしょ。

 次に設定。
 研無刀、これの設定に疑問。逆刃刀とどこが違うのか。そもそも切れ味を無くしたからといって、それで不殺というのはありえない。もはや鈍器振り回すようなものです。まともに刀にぶつけたら折って当然。当たり所によっては即死です。
 最近出て来た、ヒロインらしいキャラに渡された超短剣。これだって立派な武器です。相手の方がリーチの長いちゃんとした刀だからといって、一方的に不利になるような代物じゃあない。短刀は短刀なりに軽くて扱い易い、小回りの利く武器です。重くて大振りになる刀は一撃に力を入れられる代わりに、素早く取り回すには相当の筋力と熟練が必要になります。武器の重心が手の近くにないため、振るった後、慣性で持っていかれるわけですよ。ところが短刀は重心が手の近くにあるため、さくさく振り回せるわけです。掃除用具のほうき振り回すより物差し振り回す方が楽でしょ?
 慌てる前に有効活用する戦法を考えろ、と。逆にうろたえているのがガキらしくて合ってるかもしれませんが(笑)
 あと、忍者とか。変な豪腕ハンマー男とか。そういえば鋭斬刀(だったっけ)もありましたね。極限まで研いだとかなんとか。いや、普通の刀がそうでしょう。
 そもそも、現実の刀というのは人間を二、三度斬っただけで使い物にならなくなります。血、というか人間の脂肪で刀身が痛んでしまうわけです。そのため、何人もの人間を斬った刀というのは珍しく、そのまま切れ味を残し続けているのは稀(ありえないのかも)です。打ち合って鍔迫り合いをする武器、というよりは身分を示したりといった見せ掛けの部分が多かったんですよね。
 切れ味を向上させておくのは刀の基本。強度がどうとか言う以前の問題で、刀はいかに相手を切断するかに重きを置いた武器です。西洋の剣みたいに「叩き切る」武器ではないんですよ。西洋には甲冑がありますから、防具の強度を叩き伏せるぐらいの破壊力=打撃力が必要になるわけで。

 最後に物語。
 プロの作品(マンガなら雑誌連載とか、小説なら単行本出してたり)には必ず「テーマ」みたいなものが感じられます。作者の意図と違っていても、「これはこういう事を伝えたいんだな」とかいった何かしら訴えかけてくるようなものがあります。が、この作品にはそれがない。
 単に、中高生の子供が武器を持って殺し合いをする話、にしか見えない。しかも、主人公がへぼくて、緊張感がないのが特に痛い。もっと暗かったり、しっかりした人物でないと命をやり取りするような話に釣り合わないんですよ。へぼいならへぼいなりに色々悩んだらいいんですが、そういうシーンが一切ない。というか、巻き込まれて殺されかけてる事に疑問も抱かずに慌てふためいて怪力でどうにかする主人公。
 学校で殺し合いとか、普通にグループ組んでいじめ(老若男女問わず滅茶苦茶死者出てるんだろうなぁ、この世界)とか、監禁とか。そういう色々と前面に押し出せる要素はあるのに、全く活かされてない。このレベルで活かされてても嫌ですけど(爆)
 何か幻滅です。
「うん、何か戦ってるね。それで?」
 ぐらいの感想です。
 武装錬金とかは作者がしっかりした意図を持って書いていますし、Dグレイマンも重い話でそれに見合うように人物描写も感情描写もなされている。ワンピースは言わずもがな、熱い話ですし。
 最終目標とかもないんですよね。誰かを倒せとか、組織の壊滅とか、何かを探すとか。あったとしてもそれが全然感じられない。読んで感じるものが全くと言って良いほど無い作品って初めて見たように思います。
 というか、そもそもこの作品、どこまでシナリオ考えられているのでしょうか。今の学校でのいざこざが終わったらそのまま終了しそうに思うのは私だけでしょうか。むしろ終わって欲しいんですが。

 全体的に駄目駄目です。
 この作品、何かの最優秀賞を、しかも第一回で受賞した作品らしく、出版社側としても早々に打ち切りにはしたくないんでしょうが、打ち切りにした方がいいです。というより、そもそもこの作品を受賞させるべきではなかった。他に良い作品がなかったのなら、受賞者無しでも良かったのではないでしょうか。ライトノベルの世界じゃ当たり前ですよ。
 あっという間に掲載順は後ろに回されて人気が落ちているのが見て取れます。第二回で中ごろになって、三回、四回で最後尾付近に落ちたんだっけ?
 この程度の作品で賞が取れるなら俺にだって、と思わせて応募者を増やそうという魂胆なのでしょうか。

 いつ打ち切られ、どんな結末を迎えるのか楽しみです(笑)

※刀の知識は我流なので私の方に間違いがあるかもしれません。
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