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思考の最果て
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白銀(WriteIDEA)

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週刊 WriteIDEA -2017.4.21-
 <今週の白銀>
 今週最も印象深かったのはやはり『光のお父さん』のドラマ版でしょうか。
 製作秘話的なブログ連載「光のぴぃさん」の中でも脚本やシナリオに関する話題は出ており、原作そのままを忠実に実写ドラマ化することは難しいという話がされていました。そのため、このドラマ版はブログ版や書籍版を原案としたフィクションとして再構成する旨が既に明かされていました。
 話が違う、と感じる人がいるのも当然のことで、そこは賛否両論ありそうです。
 ただ、個人的な感想としては、日中はごく普通に社会人をしているオンラインゲームプレイヤーの姿が当たり前のように描かれているというだけでも肯定的に受け取りたい気持ちになりますね。
 
 
 
 
 <創作の現況>
 ぬおお、筆が、筆が進まないっ……!
 
 
 <IDEA Pickup>
 今回のピックアップは『抗う羽根』。
 
 かなりの難産となった作品。
 これもある種変身ものと言える作品で、生物兵器として生み出された者たちの苦悩と反逆を描いています。
 構想自体は『イデア』の次に練り始められており、断片的なメモと序章、書きかけの第一章が存在していました。初期段階の構想では、メインキャラクターの性別がほぼ全員逆転しており、主人公は男、追いかける恋人が女、そして主人公を助けたのも女、となっていました。同時に、主人公と彼女も最新の特殊能力を使えるタイプの生体兵器という設定でした。
 ここから、主人公は男勝りな女性、追いかける恋人は寡黙な青年、主人公を助けるのは心優しい穏やかな少年、という形に変化し、主人公とその彼氏は一世代前の特殊能力を持たないタイプになりました。
 主人公に関しては、女性主人公ではあるのですが、その性格は男とあまり遜色のないもので、女性らしさは特に意識していません。というのも、主人公は自分が兵器であることを受け入れているため、性別などの概念に執着しない、やや機械的な性格が形成されたという経緯があります。
 恋人役であり、物語前半を引っ張る翔夜も、主人公である葵と同じように機械的で無駄のない性格が形成されていましたが、朱莉たち特殊能力を有する最新の生命兵器の存在を偶然知ったことであれこれ考えるようになり、朱莉たちを逃がす事件を起こし、物語の開始に繋がっていくことになります。
 この作品における生命兵器という存在は、遺伝子の操作と合成により、人間に他の動物の能力を持たせるという方針で設計されています。動物が持つ特性を、人間のサイズ比に適用させているため、人間よりも小さい動物の場合は実物以上の性能が発揮できるようになっています。その分、色々と肉体には負荷をかけているため、通常の人間と同じ寿命とはいきません。
 生命兵器は遺伝子研究の副産物的なものであり、その究極的な到達点は不老不死に行き着くものです。
 朱莉たち特殊能力を持つ試作型は、遺伝子操作と合成の研究のランクアップを試みた実験によるもので、葵や翔夜のような、複数の動物を組み合わせてはいても実在の動物の力を持っている既存技術の発展型タイプとは異なり、神話や空想上の生物のような実在しない生物の創造に近いものとなっています。
 これらの生命兵器を生み出している組織はかなり根深いものなので、作中の襲撃だけで完全に壊滅させられたかは疑問が残るところですね。
 
 話としては非常に難産で、後半の方は多少強引かつ無茶な物語運びになってしまった印象があります。隙を突いたとはいえ組織を4人で壊滅させてしまったり、展開的に雑な部分が多くあるのは反省点ですね。たとえ無理矢理にでも完結させて応募する、という意地を通そうとした作品と言えるかもしれません。
 続編を作るとしたら、葵と朱莉の子供や、その子孫といった人物を主人公としていく形になりそうです。続きを書くとした場合の着地点も全く決まっていませんし、もしかすると私がこれまでに書いた長編作品の中で一番単体で完結している印象のある作品かもしれません。
 
 
 <娯楽万歳>
 今回はフロム・ソフトウェアが放つ『ソウルシリーズ』をご紹介。
 
 高難易度の鬼畜死にゲーとして一躍有名になった『デモンズソウル』を始まりとし、『ダークソウル』『ダークソウル2』『ダークソウル3』とシリーズが続いてきました。
 パッケージとしては、『デモンズソウル』、初代『ダークソウル』のDLC込み完全版『ダークソウル ウィズ・アルトリウス・オブ・ジ・アビス・エディション』、『ダークソウル2』のDLC込み完全版『ダークソウル2 スカラー・オブ・ザ・ファースト・シン』、そして『ダークソウル3』のDLC込み完全版『ダークソウル3 ザ・ファイアー・フェイズ・エディション』の7本が発売されています。
 また、『ソウルシリーズ』のテイストを持つゲームとして『ブラッドボーン』も存在しますが、今回そちらは割愛します。
 
 『ソウルシリーズ』は敵を倒すことで得られるソウルを支払うことで、レベルアップや買い物、装備の強化などを行い、ゲームを進めていきます。
 細かく分けられたステータスパラメータを1上げる毎にプレイヤーのレベルが1上昇する形になっており、上昇させたパラメータの量がそのままレベルに換算できるシステムになっています。右手と左手、頭、胴、手、足、そしていくつかの指輪を装備品とし、中世ファンタジー然としたデザインや雰囲気の甲冑や剣、斧といった様々な武具と魔法を自分のプレイスタイルに合わせて選んで戦っていく、3Dアクションゲームになっています。
 ゲーム性としてはオープンワールドに近い、地続きになっていることの多いエリアを探索しながら進む形になっており、未踏破の場所を手探りで進んでいく感覚はかつてのメトロイドや悪魔城ドラキュラを彷彿とさせる作りになっています。
 特徴として挙げられるのはやはりその難易度の高さで、建物や地形の影、死角になっているようなところに配置され襲い掛かってくる敵や、巧妙に仕掛けられた罠といった、いわゆる初見殺しが満載。ボス戦なども、弱点などは用意されてはいるものの、そこを突いたからといって劇的に簡単になることもありません。しかし、その難易度は決して理不尽過ぎるものではなく、敵の配置や行動特性を憶え、それに1つ1つ対処していくことでちゃんと進めることができるようになっています。
 死亡時には、自分が死んだ場所に手持ちのソウルをすべて落としてしまうシステムになっており、いくらでもやり直しができます。しかし、落としたソウルを回収する前に死んでしまうと、ソウルを落とした場所が更新されてしまい、回収不可能になってしまうため、リトライ時も焦りは禁物です。
 レベルが上がり、強くなったからといって油断するとあっさり死んでしまう。そんな気を抜くことができない緊張感と、高いハードルを着実に乗り越えて進んでいく達成感が絶妙なバランスになっていると言えます。
 もう1つの特徴として、独特なオンラインマルチプレイのシステムが挙げられます。シリーズを追う毎に少しずつ変化してはいるのですが、オンラインに繋いでゲームをしていると、近くにいる他のプレイヤーの幻が見えたり、調べることでそこで死んだ他のプレイヤーの死に様をリプレイできる血痕が残されていたり、用意された定型文を組み合わせたメッセージが書き残されていたり、一人で進んでいたとしても他のプレイヤーの存在を感じられるシステムが存在します。
 メッセージも、隠し通路を教えてくれるものや、敵やアイテムの存在を教えてくれるもの、有効な戦法を示唆するもの、はたまたただクリアできた歓喜の思いを綴ったもの、挫けそうな思いを綴ったもの、思ったことを記したものから、罠や落とし穴に誘導したりといった嘘の助言まで様々です。
 協力や敵対プレイも可能で、ボスが存在するエリアを進む際、そのエリアの攻略に協力できる意思を示す白サインを調べることで、サインを書いたプレイヤーをホストの世界に召喚し、共に進むことができます。敵対の場合は、ボスがいるエリア進んでいるプレイヤーの世界へランダムに侵入して攻略を妨害するものと、対人戦を望むプレイヤーであることを示す赤サインを調べることでサインを書いたプレイヤーを敵として召喚するものが存在します。また、侵入者を感知して、それを撃退しホストを守るために自動召喚されるようになるアイテムや装備品などもあり、いくつかのロールプレイが可能です。
 世界観やストーリーはその全てが語られるわけではなく、抽象的な言い回しであったり、説明不足でプレイヤーが想像するしかない部分があったりはしますが、装備品やアイテムの説明テキストは想像力をかき立てるには十分で、そういったテキストや景色、エリアの造りや敵の造形といったものを総動員して補完していくのは中々楽しいものだったりします。全部語られないからこそ、想像するしかなく、考察のしがいがあり、色んなプレイヤーがあれこれ自分の考察で意見交換するのを見るのも面白かったりします。
 
 キャラクターのビルドを考えるのも楽しく、色んなプレイスタイルができることも魅力ですね。
 高い難易度とゲーム性、世界観と雰囲気、非常にやり応えのあるシリーズでした。
 やはり個人的に高評価なポイントは何といっても、難しいけれど全く隙がないわけではなく、きちんとクリアできるバランスであることと、その難しさもしっかり面白く感じられるものであるところですね。
 『ソウルシリーズ』は『ダークソウル3』で終了ということが公式にアナウンスされているため、ファンとしてはこのテイストを受け継いだ新たなタイトルが生まれることを望むばかりです。
 
 
 <連載>
 『トライ・ウィズ・ユー』
 #11
 
 
 あの日を境に、トライアリウスは周りに心を開いていった。
 自分に自信が持てないところはあまり変わらなかったけれど、誘われれば応えるようになった。笑顔も見せるようにもなった。
 そして、孤児院を出てプレーヤーを目指すための勉強も始めた。
 プレーヤーの競技種目は多岐に渡る。
 ただ一つ、人と竜が二人一組のコンビで参加するという点は共通だ。パートナーがいなければプレーヤーにはなれない。同時に、どの競技に参加するかも決めておかなければならない。種目によって、求められる技能も、鍛えなければならない部分も違う。
「ユウリはどの競技のプレーヤーになりたいの?」
 勉強をするようになってすぐ、トライアリウスはユウリにそう質問した。
 パートナーになるのはいいが、二人の希望する競技種目が異なるものであれば組むことはできないかもしれない。
 あらゆる種目に参加できるようなプレーヤーというのも理屈の上では不可能ではないが、あまり現実的とは言えない。
 竜には大きく分けて三つの種族がある。翼を持ち空を飛ぶことができる翼竜、ヒレ状の手足を持ち水中でも呼吸ができ自在に泳ぐことのできる水竜、翼やヒレは持たないが高い筋力と強靭な肉体を持つ地竜だ。
 競技種目もそれぞれに適したものや専門のものがあり、部門で分けられているものもある。例えば、水の中に入らなければならない競技に翼竜や地竜では仮に出場したとしてもとてつもない不利を背負うことになる。
 
 
 ――つづく
 
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