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思考の最果て
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白銀(WriteIDEA)

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週刊 WriteIDEA -2017.11.10-
 <今週の白銀>
 衝動買い、というわけではないのだけれども、PS4proを買ってしまいました。
 来月に出る地球防衛軍5(敵がわんさか出てくるゲームなので処理能力向上していて損はないはず)や、1月に出るモンスターハンターワールド(pro用のフレームレート安定モードとかあるらしい)のことを考えれば、そこまで悪いタイミングではないかなと思わなくもないかなと。PSVR(まだ買ってはいませんが、いずれ購入予定ではある)もPS4proのが性能的な相性も良いと聞くし。HDDも今まで使ってたPS4(500GB)は結構かつかつになってきてて、1TBのPS4proにしたかったというのもあります。容量問題の方はまぁ、外付けHDDという手が使えはするんですけども。
 とはいえ、このタイミングで購入に踏み切る決め手になったのは、友人たちとやり始めたARKでしょうね。
 これに関して書くと諸々長くなりそうなので今回の娯楽万歳の話題に回します。
 
 
 
 
 <創作の現況>
 ARKの関係で睡眠時間が削れてペース落ちてますすいません。
 
 
 <IDEA Pickup>
 今回の話題は『シナリオベースの構想法』について。
 
 前回でも触れた作品の構想の仕方について、今回はシナリオベースで作品を構築する時に私がどうしているかを書いていきます。
 私の長編作品の多くはこの構想方法になっています。これは応募要項に容量制限のある賞への投稿作品として構想する必要性があり、「単品で完結している」という条件も含まれている場合が多いため、起承転結や終わり方が大事だったりするのも理由の一つ。
 もう一つは、作品のネタになるアイデアが場面や状況だった、というパターン。
 言わば、「その作品で私が最も描きたかった部分」がシナリオベースに寄っていた、ということですね。
 自作で例を挙げるとするなら、『魔操世界』の「終盤に拘束された主人公が拘束から逃れるため相棒の龍の封じられた腕を自ら切り落とす場面」や、『イデア』の「序盤の学校内で唐突に襲われる場面」や、『双魂の焔龍』の「終盤のファフニール誕生の場面」が該当します。
 『蒼光』は各ナンバリングで書きたい部分が盛り込まれていて、『蒼光2』では「美咲の死から刃と戦い敗北するまでの場面」、『蒼光3』では「敵組織の構成員が主人公の養父と結婚するという話が持ち上がる流れ」、『蒼光4』では「学校に敵が襲撃をかけてくる場面」と「ヒロインと直接出会う場面」、『蒼光5』では「終盤の強敵との戦闘と敗北からの蘇生の流れ」、『蒼光6』では「霞の死」と「修との対立」、『蒼光7』では「最終決戦」がそれぞれ書きたい場面となっていました。
 
 私が作品を構想する際、中核となるネタやアイデアは、場面や状況といった「シナリオベース」か、人物や世界観や設定といった「キャラクターベース」かに分別できる場合がほとんどです。
 シナリオベースのネタが思いつき、それを作品に構築するまでの流れは、まず思いついたその中核アイデアからシナリオの全体が見通せるぐらいのあらすじやプロットをぼんやりながら考える場合と、そのシチュエーションに至れるキャラクターを考える場合の2通りがあります。前者は話全体の大まかなあらすじやプロット然としたもので、キャラクターに左右されないであろうレベルの漠然としたイメージの話です。
 例えば、『イデア』なら、「襲われる以前は普通の日常だった」のに「何故襲われたのか、襲われることになったのか」を考え、「既に地上の人々は化け物のようになっていた」という設定を決め、「それから主人公はどうなっていくのか」については「助けに来てくれたらしい人について行くしかない」、「そこで色々と知り、戦うか否かを決める」ようなプロットを構築し、「戦う選択をする理由に親友のことを含める」等の要素を付加する形で考えをまとめていった感じです。
 『魔操世界』の場合はこれとは少し違い、「その場面に至れるようなキャラクター」を考えていったタイプです。元々のネタは「主人公が自分の片腕を切り落としてまで敵を追う」程度のもので、それに物語として無視できない重要性を持たせるために「その切り落とす片腕には強大な力がある」ことにし、「それを失ってでも敵を追う執念」が必要だろうと考え、主人公像を構築し、「過去にその敵との因縁で片腕だけでなく色々と失っている」「失った片腕を補い力を貸してくれている龍がいる」「それなりに信頼関係が築けている」などを考え、「腕を切り落としてまで敵を追う」というシチュエーションを達成するために、「大きな戦力でもある龍の宿る腕を封じると同時にその場に釘付けにされる」「そこで敵を逃せば世界は大惨事、そうでなくともそこで決着をつけるためには拘束をどうにかしなければならない」「通常の方法で拘束解除は難しい」等の設定や説明付けを行い、「龍の宿る腕を切り落とす」という選択を実行できる性格を主人公に与えた後、そこに至るまでの流れと締めを考えてプロットにしています。
 『双魂の焔龍』はバランス良く、「その場面を描くためには、どんな世界、人物、物語が必要か」と考えられた作品かもしれません。
 
 長くなってきたので次回に続く!
 
 
 <娯楽万歳>
 というわけで、『ARK:Survival Evolved(以下:ARK)』について。
 
 元々はsteamでPC向けに作られていたインディーズゲームだそうです。
 それが話題となって、人気が出て、PS4版も発売された、とそんな感じのようです。
 ゲームとしては『マインクラフト』のようなオープンワールドで道具や建築をしてサバイバル生活を送るタイプのいわゆるクラフト系のゲームですね。
 特徴としては、ワールド内に多種多様な生物が存在し、それらのほとんどをテイムして飼育・使役できるという点。
 『マインクラフト』と比べると、元々の地形を破壊したり再配置したりといった、地形をいじることができない代わりに生物が多く、クラフトできるアイテム類がよりリアル志向になっているといった感じでしょうか。グラフィック的にもドット絵ベースの正方形で構成された『マインクラフト』と違い、リアル調になっています。
 レベルアップの概念があり、ステータスパラメータの振り分けや、エングラムと呼ばれる「作れるアイテムの設計図のようなもの」を選択して取得していくことで作れるものを増やしていきます。このRPGっぽい要素のお陰で、一人で全てを賄うというのが難しく、かつ非効率になっており、マルチプレイでトライブ(パーティやギルドのようなもの)を組んで分担したりするのが楽しくもあります。
 グラフィックは綺麗ですし、サバイバル生活をしている空気感や雰囲気はかなりのもの。性質上、延々と遊び続けることも、繰り返し遊ぶこともできるので飽きるまで遊べるタイプのゲームです。
 
 とはいえこのゲーム、難点もありまして。
 まず第一に、チュートリアルや説明やガイド関係がほとんどありません。事前知識なしでゲームを買ってきてプレイすると本当に訳が分かりません。
 PS4版は海外版と日本版があり、日本版はスパイク・チュンソフトが先月発売したのですが、パッケージ版には封入特典として序盤のサバイバルガイドなるものは入っているのですが、サバイバルの仕方(夜は暗いから明かりを作ろうとか、動物捕まえようとか)について触れられているだけで、「ゲームの始め方」や「ゲームモードの説明」、「各画面の見方」が全く書かれていません。
 とにかく説明不足で不親切なんです。
 また、ゲームを開始するに当たってモードがいくつかあり、「シングルプレイで遊ぶ」「マルチプレイサーバーを検索して遊ぶ」「専用サーバーを建てる」「非専用サーバーモードでマルチプレイ」の大体4つの遊び方から選ぶ形になります。
 シングルプレイは完全に自分一人の世界を生成して遊ぶものですが、マルチプレイのやり方が上記の通り3種類あり、それぞれにメリットデメリットが存在します。
 1つ目のサーバーを検索して遊ぶ場合は、公式が用意したいわゆる「公式サーバー」と呼ばれるところに参加して遊ぶか、他者によって建てられたサーバーに参加して遊ぶかを選ぶことになります。
 このゲーム、サーバーを建てる際に生成される世界の設定をかなり細かくいじれるのですが、公式サーバーは基本的にデフォルト値で建てられており、その設定が大変にマゾい鬼畜仕様となっています。
 具体的には、敵の攻撃ですぐ衣服などの装備品が破損したり、採取効率が低かったり、採取可能オブジェクトの再出現までの時間がとても長かったり、生物のテイムに丸一日以上かかる場合があったりと、正直に言って気楽に遊べる設定ではありません。昔のオンラインゲームを彷彿とさせるような、相当な長時間プレイすることが想定されているものになっているわけです。
 また、公式サーバーは誰でも入れるオープンなサーバーとして存在しているため、最大70人のプレイヤーが入ることができるのですが、これも一長一短です。デフォルト設定の難易度はかなりプレイヤーに不利になっているため、そのサーバーで先に始めていたプレイヤーに追いつくのが難しかったり、PvP・PvE問わず他プレイヤーへの妨害行動があったり、PvP・PvEが時間で切り替わる設定なサーバーもあったり、そもそもサーバーが満員で入れなかったり、友達数人と一緒に遊びたいという時には気をつけないといけないことが多いんですよね。
 勿論、不特定多数のプレイヤーが同時に存在する公式サーバーならではの対人戦、トライブ同士での抗争といった点では公式サーバーならではのゲーム性が楽しめるものではあると思います。
 で、プレイヤーがサーバーを建てる際には、快適性を高める設定ができるわけですが、サーバーを建てる場合、PS4を一台丸々サーバーとして使わなければならない仕様になっており、サーバー化したPS4のユーザーはプレイヤーとしてその世界に参加することができないんですよね。
 ホストがプレイヤーとして遊ぶ非専用サーバーモードのマルチプレイの場合、参加者にはホストとの距離制限が発生し、200m以上ホストから離れて行動することができず、洞窟などへの出入りもゲストは自由に出来ず、ホストに引っ張られる形になってしまいます。この距離制限、はっきり言ってかなりストレスで、それを逆に利用した裏技(ホストのファストトラベルに引っ張ってもらい荷物や生物を転送する)もあるにはあるんですが、参加者がそれぞれ違うことをしたい、別々の場所で作業をしたいと思った時に、ホストと離れられないという制限は煩わしく感じられるものとなります。死亡者が出た時にこのストレスは顕著で、ホストが撤退を始めると死亡したゲストは死体からの荷物の回収が難しくなり、ゲストのリスタート地点はホストに引っ張られる形でホストの周囲に強制転送される形になるため、敵性生物のいる場所にリスタートさせられ操作可能になった時には既に攻撃を受けていて直ぐにまた死亡してしまったり、ホストが死亡してリスタートすればゲストもリスタート地点に引っ張られ、荷物やペット回収のためにホストが死亡地点へ向かうならゲストはそれに引っ張られることになり、更に死亡者が出ると……、という悪循環が発生し易くなり、ストレスが加速していきます。
 身内で程好く遊びたい場合、海外ではARK向けにレンタルサーバーサービスがあるので月額料金を払って細かくサーバー設定したワールド作成を依頼するか、距離制限を非専用サーバーモードで遊ぶか、サーバー用にPS4をもう1台用意するか、という選択肢になってしまいます。
 
 PSVRのこともあって、PS4proはいずれ買うだろうなーとは思っていたんですが、このタイミングで購入に踏み切ったのはやり始めたARKのプレイ環境改善というのが理由の比率としては大きいですね。
 ゲームの性質上、やり始めたワールドの開拓がある程度進んでしまうと同じマップで新しいワールドを生成してまた始めから再スタートするというのも萎えるものですし、サーバーを用意するなら早い方がいいだろう、と思ったわけです。
 基本的に終わりというものがなく、いつまでもどこまでも遊び続けられるゲーム性なのもあり、地球防衛軍5やモンスターハンターワールドといったPS4proの追加性能を活かせそうなタイトルが12月と来年1月に控えていることもあり、それらが発売されたらARKのプレイが止まるかもしれないことを考えると、ARKを十分に遊ぶためには早いうちに快適な環境があった方がいい、と考えたわけです。
 実際、PS4proを購入して古い方のPS4にアカウントを新規に作り、ARKのDL版をインストールし、サーバーモードにしたところ、距離制限によって生じていたストレスは解消されました。ホストから離れて分業ができるようになっただけではあるのですが、劇的に快適になったように感じます。
 DL版のソフト代と、PSplusの料金が余計にかかってしまったことに不満点はありますが、それはそもそもこのARKのマルチプレイシステムに問題があるので評価を付けるとしたらARKというタイトルに対する減点評価でしょうね。
 マインクラフトもそうでしたけれど、こういうタイプのゲームは案外好みなようです。
 
 
 <連載>
 ※前回休載した分も含めて2回分の掲載です。
 『トライ・ウィズ・ユー』
 #36
 
 
 ゼリアハルト、演舞の項、翼竜部門の競技会が始まる。
 演舞自体、競技の中でもその華やかさから人気がある注目度の高い種目だ。地竜部門は二日前に、水竜部門は前日に、既に開催されて終了している。
 三日続けて行われる演舞の日程の最後が翼竜部門だった。
 プレーヤーが名を呼ばれ、一組ずつ入場していく。
「――前代未聞の四連続優勝を果たせるか! 注目のペア、紫銀、アイリス、ジルゼロア!」
 会場に響く司会の声に、観客が沸き立つ。
 紫銀、というのはアイリスとジルゼロアのペアを指すあだ名のようなものだ。
 既に入場した者たちですら、その名を呼ばれた二人へと目を向ける。
 美しい白銀の長髪を揺らしながら、女性は静かな足取りで会場に足を踏み入れる。長い睫毛に、穏やかながら確かな力強さを示す青色の瞳、整った鼻筋に程好い厚みの唇。鍛えられ、引き締まった体は細やかな金の刺繍が施された演舞用のドレスで飾られている。そのアイリスの横顔は穏やかながら凛としていて、とても三十歳の女性には見えない程に若々しい。銀の髪が揺れる度に、光が舞っているかのようだった。
 一歩遅れて、青紫の鱗を持つ翼竜が現れた。
 その頭一つで女性の身長ほどもある大柄な竜がジルゼロアだった。背中に三対、つまり六枚の翼を持つ竜はゆっくりと歩みを進める。その眼光は自信に満ちていながら、それでいて柔らかさのあるものだった。
 会場の中央で並んで足を止め、アイリスはドレスの左右の裾を両手でつまむようにして一礼し、ジルゼロアはその大きく優雅な六枚の翼を大きく広げた。
 それだけで歓声が巻き起こった。
 
 
 #37
 
 
「凄い……あれが、本物!」
 通路の中で、その様子を見ていたユウリは呟いた。
 堂々としていながら、驕りや慢心など微塵もない。他のプレーヤーたちと同じ、ゼリアハルトに挑戦する者たちでしかないと、そう感じさせる。
 鳥肌が立っている。首筋から体の中心に痺れが走るかのような感覚さえあった。
「同じ舞台に立つんだね、僕ら」
 トライアリウスの声にも、ユウリと同じものが乗っていた。
 お互いに顔を見合わせると、同じ表情をしていた。
 笑みを浮かべていた。それも、心底楽しそうな。
 格が違うとか、凄まじさのようなものを感じていながら、わくわくしている。うずうずしている。あの二人に、いや、この日参加する全てのプレーヤーに挑戦するのが、楽しみで仕方がない。不思議と、臆する気持ちがまるでなかった。
「――そして前代未聞といえばこのペアもそう! 欠翼のトライスター、ユウリ、トライアリウス!」
 
 
 ――つづく
 
 
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