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思考の最果て
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白銀(WriteIDEA)

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週刊 WriteIDEA -2018.6.8-
 <今週の白銀>
 暑くなってきたのでエアコンの稼動率が増えています。自室でPCとPS4を同時起動してたりするとエアコンがないと発熱が怖いですね。エアコン付けて良かったなーと思ってます。定期的にフィルター掃除をしないといけないのは面倒ですが、暑さでPCもゲームも執筆もできない、なんてことになるよりは断然マシですからね。
 というかもう今年の半分過ぎようとしてるんですよね……。書かなきゃ、とは思っているんですが中々筆が進まないもどかしさ。全く進んでないわけではないんですけどね。
 とりあえずは『レガイア』を来週中には更新できるようにしたいところ(願望)
 
 
 
 
 <創作の現況>
 来週の定期更新までにはなんとかしたい(願望)
 
 
 <IDEA Pickup>
 引き続き『異世界もの』に対するあれこれ第三回。
 
 ここまで、『異世界もの』に関するメリットというか、書き易さ、テンプレ的な分かり易さといったところについて触れてきましたが、今回は『異世界もの』を考える上で避けて通れない問題点について。
 ずばり「世界を跨ぐという設定そのものに対する説明、理由、因果」といった点。
 要するに、「何故異世界に飛ばされたのか」「どんな理屈で異世界と繋がったのか」という、「異なる世界間を超えるための理屈・理由付け」といった問題。
 この点、割と無視している作品が多いんですよね。
 無視する理由は簡単で、説明や理屈付けが大変だから。そこに納得のいく説明等を加えようとすると、色んなところに無理や矛盾が出るかもしれないから。後は単純に考えるのがめんどくさいから、かな。
 書きたい本題が「異世界で主人公らがあれこれする話」であるのだから、まず異世界という舞台に主人公がいなければ話が始まりません。
 とはいえ最近では、魔法で召喚されたり、異世界側の天変地異など何らかの異変で引き摺りこまれたり、神様的な創造主的存在によって選定されたり、死後前世の記憶を引き継いで転生したら異世界だったり、といったある程度のパターンが出てきています。
 同時に、移動した先の異世界で言葉は通じるのか、通じるのならその理由、物理法則は同じなのか、独自法則(魔法や種族の概念など)はどうなっているのか、と、細かいところは考え出せばいくらでも存在します。
 とにかく異世界に飛ばされた理由や理屈はどうでもよくて、主人公が異世界であれこれする話が書きたい、読みたい、なんて人も中にはいるでしょうから、割り切ってそういう書きたい大筋に関わらないところをばっさり切って流してしまうという手もなくはありません。
 ここで書きたいのは、「そこが気にならないように書けるならいいのではないか」ということ。読み手に疑問を抱かせない説得力や、勢いのある書き方が出来れば、「ああそういう作品(作風)なのね」と思わせることもできるでしょうし、細かい理屈や理由はさほど重要ではなく、主人公がなすことや目的、作品全体の方向性で読者を引き込んでいけるのならそういった部分が気にならなくなるのではと思うわけです。
 逆に、そういう細かいところが気になってしまうような作りだと微妙だな、と感じてしまうことが多いのですよね。というか、本筋の話に入り込めないから細かいところが気になってしまうというか。
 例えば、RPGのステータスのような概念が主人公にだけ存在するものなのか、その世界では一般的に存在する概念なのか、後者ならその世界はそういうもの、とできますが、前者は何故主人公だけなのか、という疑問が生じます。そういった部分にその作品の核心があるのならまだしも、ないのであれば思わせぶりだし、ミスリードを狙うにしても違和感が大きくなる可能性があります。
 
 『異世界もの』に限りませんが、要素を上手く噛み合わせた面白い作品を書きたいものですね。
 
 
 <娯楽万歳>
 今回取り上げるのは『∀(ターンエー)ガンダム』です。
 1999年から2000年にかけてTV放映された、ガンダムの生みの親である富野由悠季が総監督を務めるガンダム作品です。
 今では有名な「黒歴史」という言葉の発祥した作品でもあったりします。
 今更な感じもするのでネタバレ全開でいきます。
 
 地球先行潜入員に選ばれた月の民(ムーンレィス)のロラン・セアックは、川で溺れたところを助けられたハイム姉妹の計らいでハイム家に職を得て暮らし始める。
 ロランが地球で暮らし始めて2年が経った成人式の祭りの最中、突如として月の軍ディアナ・カウンターがロランたちの住むノックスを襲撃。ディアナ・カウンターの先遣隊の放った大型ビームに反応して動き出した神像ホワイトドールに偶然乗り込んだロランは、ビームライフルで応戦。地球の市民軍ミリシャと月のディアナ・カウンターの対立の中に巻き込まれていく。
 というのが基本的なストーリー。
 
 『∀ガンダム』の世界観は、全てのガンダム世界の後に存在するものとされており、『∀ガンダム』以前以後に関わらず、全てのガンダム作品世界を「黒歴史」として包括します。
 一見すると『∀ガンダム』の文明は近代ぐらいに見えますが、太陽光を活用してエネルギーを生産する植物があったり、実は設定的には未来的なものが使われていたりします。
 主役機でもある∀ガンダムを始めとするMSのデザインの多くが特徴的なことでも話題となりました。発表当時は否定的な意見も多かったのですが、実際にアニメで動いている∀ガンダムはその作画や演出も相まってとてもかっこよく、MSデザインの新しい方向性を切り開いたように思います。
 また、従来作品では戦争真っ只中といった状況を描くことが多かったのに対し、『∀ガンダム』では政治的な駆け引きのシーンが多く、悲惨な描写は少なくなっています。とはいえシビアな描写が無いわけではなく、描くところではしっかり描かれています。
 設定上、∀ガンダムと対をなすターンエックスは兵器として飛び抜けた性能を持っており、しばしば最強のMSという議論で話題に出ますね。そんな機体を極力平和的に使おうとするロランの姿勢や、場面も特徴の一つ。
 
 メディアミックスもされており、小説版が2種類、漫画版が3種類(うち1つはスピンオフのようなもの)存在し、それぞれで違いがあります。私が読んだことがあるのはコミックボンボン版とマガジンZ版ですね。ボンボン版は概ねTVシリーズ準拠ですが、月刊誌連載ということもあり省略されているエピソードも多くなっていました。印象に残っているのは、ボンボン版では終盤で登場MSがTVアニメと異なる点で、作者であるときた洸一氏の過去作品でもある『G-UNIT』のアスクレプオスがコレンカプルの代わりに出てきたところでしょうか。マガジンZ版は後半からは独自展開になっていきますが、個人的にはあの結末も結構好きだったりします。
 小説版も興味はあったりするんですが、いかんせん積んでいる本も多く読んでいる時間が中々取れなかったりして読めていません。Iフィールドビーム駆動に関する描写や、縮退炉に関する描写があったりするらしく、時間や機会があれば読んでみたいんですよね。
 メディアミックスと言えば、以前このコーナーでも話題に出した『Gジェネレーションスピリッツ』には最後の隠しボスとして∀ガンダムが登場します。その際の∀ガンダムは全盛期の性能を発揮している∀ガンダムとなっていて、空間転移(周囲のマスを囲んでもワープで別の場所に出るため移動を制限できない)、ハイパーナノスキン装甲で毎ターンHP1万近く回復、MAP兵器とビーム射撃無効、実弾系70%カット、HPEN攻撃防御などの値が飛び抜けている、など凄まじい性能になっています(勿論倒せる)
 一番最初に『Gジェネレーションスピリッツ』でこのステージをやった時はかなり感動したものです。敵としてのユニットスペック見て笑いましたけど。
 それ以降の『Gジェネレーション』作品にも隠し機体、クリア後のご褒美機体的な形で「System-∀99」「黒歴史」バージョンとして参戦しており、自軍で使うこともできます。
 
 ともあれ『∀ガンダム』はかなり好きな作品の一つですね。私の中では『ガンダム』というシリーズの中でもかなり上位に位置しています。一番を決めるのは難しいですが、好きな作品をいくつか上げるとしたら間違いなくその中に入ってくるでしょうね。
 昔、二次創作として∀開発と文明崩壊の話を書いたことがありましたが、機会があればそれも今の感性で書き直したいものです。
 
 
 <連載>
 『ユー・アンド・アイ(仮)』
 著:白銀   原案:遠藤敬之
 #7
 
 
「とりあえずは標準設定で。ユーザーの呼称は……どうするか」
 違和感があったら変更するということにして、次の項目で頭を悩ませる。
 いわゆる日常生活の補助を一番の目的とするなら、主従関係である。初期設定でのユーザーの呼び方は名前によらない、マスター、となっているが、それを変更するべきかどうか。メイドのようなものということで、ご主人様、なんて呼ばせる者も少なくはない。
 人によって感性の異なる部分だろう。
「では、いくつか提示致します」
 決めあぐねていると、AMATが静かな声で提案してきた。
 AI制御だということは理解しているが、こうも自然な形で自主的に選択肢の提案ができるものなのかと正直驚いた。
「マスター。マスター様。マスターさん。ご主人様。旦那様。ユーザー様。ユーザーさん。英司様。英司さん。英司」
 すらすらといくつもの呼び方を上げていく。
 実際に彼女の声で聞いてみると印象が変わるかもしれないということを失念していた。いくつかのパターンで呼んでもらってしっくりくるものを選ぶというのは確かに分かり易い。
「そうだなぁ……じゃあ、ひとまず英司さん、で」
 簡単に後から変更できないのはユーザーの個人情報や声紋登録ぐらいだ。他は気になるようならその都度指摘して変更させればいい。
「承知致しました」
 AMATは軽く目を伏せ、小さく会釈をした。
 
 
 #8
 
 
「言語表現なんだけど、もう少し親しみ易い形にできる? ええと、態度の設定かな……」
 ガイドアプリに指と目を走らせつつ、項目を探す。
 今のままでは口調が丁寧過ぎる。まさに執事やメイドといった丁寧さではあるが、もう少し柔らかくていい。友達感覚、とまでは行かなくていいかもしれないが、そこまで事務的でなくてもいいと思う。
「分かりました。ユーザーへの態度・距離感の設定を、同世代・友達のレベル一に設定します。他者への対応にも適用しますか?」
 他者への対応にも同じ設定を適用しておかなければ、ユーザーとそれ以外の人間との会話で態度が変わることになる。
「うん、ひとまずはそれでお願い」
 距離感の設定にはそれぞれレベルが三段階ほどあり、数値が高いほど気安くなっていく。レベル一であれば、友達になったばかりで気安さや親しみ易さはあるが基本は丁寧な言葉遣いといったところだろうか。
 外見を考えると一つ二つ年上ぐらいな気がするが、そういった部分も調整できるものなのだろうか。
「わかりました」
 そういって微笑む彼女の表情も、幾分か親しみ易いものに感じられる。しっかり調整されているのか、それともそう感じるだけの気のせいなのか、いまいち判別がつかない。
「後は服と……」
 確か一緒に注文しておいた服があったはずだ。さすがにそろそろ全裸のままというのに気まずさを感じつつある。
 そしてもう一点、頭を悩ませるものがあった。
 
 
 ――つづく
 
 
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