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思考の最果て
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白銀(WriteIDEA)

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週刊 WriteIDEA -2019.1.11-
 <今週の白銀>
 というわけで新年一発目の定期更新は一週間遅れとなりました。
 当初は4日にも更新するつもりでいたのですが、年末年始でFF14内のめんどくさい人間関係トラブルに巻き込まれてしまい、更新用記事を書く時間が取れませんでした。折角の4.5アップデート第一弾も8日に実装されたと言うのに……。
 かといって、全く休めなかった、というわけでもなく、ゴッドイーター3をやったりまたARKを触ったり、映画を見に行ったりはしていました。
 ちなみに見たのは『ガンダムNT』と『ドラゴンボール超 ブロリー』の2つ。これらについては折角なので感想コーナーを設けたいと思います。
 今年の目標としては「更新頻度の向上」ですかねぇ……。
 今までよりも意識して書く時間を設けたいなと思っていますが、果たしてどうなるか。
 新年一発目ではありますが、もう既に平常運転な感じ。
 
 
 
 
 <創作の現況>
 『救国のアルザード』進行中。
 
 
 <IDEA Pickup>
 昨年から引き続き、『続編について』のあれこれ。
 
 今回は「主人公を続投させない」というパターンで続編を考えてみましょう。
 前作主人公を続編の主人公に据えないというパターンでは、作品のバランスの取り方も変わってきます。前作でピークに達してしまった主人公を使わない、ということでバランス的には自由度が増すことが多いと思われます。能力的にピークに達していない者であれば伸びしろは作れますし。
 また、前作の主人公を続投させない、ということで時系列設定にも選択肢が増えます。過去や未来といった、前作から地続きではない時系列を書くこともできるようになります。
 問題としては、「果たしてそれが続編と言えるのか?」というところでしょうね。
 同じ世界観を扱っていても、それを読む側が「前作の続編作品」として見れるかどうかという点が、主人公を変更する場合にはポイントになるように思います。
 作者としては続編のつもりでも、前作主人公が登場せず、前作とは全く違う時系列での物語が展開されていたら、番外編であったり外伝であったり、世界観が同じだけの新作として受け取られてしまう可能性は大いにあります。
 そうなってしまうと、どうしても続編としたいなら「精神的続編」といったような理屈を取らざるを得なくなってしまいます。
 ゲーム等の場合であれば、世界観や物語が全く違うものになっていても、ゲームシステムが前作を踏襲したものであれば続編と言うこともできますが、そういった世界観や物語、キャラクターといったもの以外に頼りにくい創作物の場合は中々難しいものがあります。
 世界観の成り立ちや法則性が似通っていても、続編と呼ぶならもっともらしい関連性が提示されないと受け手側も納得し辛いだろうなと、私も思います。
 逆に、全く別の作品かと思って読んでいたら最後のどんでん返し的なもので「実は前作と繋がっていた続編でした」という形にするのも意外性や驚きを与えられるので面白い手法の一つだと思います。
 
 とまぁこんな感じで、「続編」と一口に言っても様々な形が取れますから、自分も読者も気持ちよく「良い続編だった」と思えるようなものが書けるようになりたいものですね。
 
 
 <娯楽万歳:映画感想>
 というわけで休み中に見た2つの映画について簡単に感想を述べていきます。
 ネタバレするので注意。
 
 
 『ガンダムNT』
 完全に「ガンダムUC」を視聴済み、あるいは把握していること前提で作られていました。
 映像作品としての出来は悪くなく、戦闘シーンは十分に楽しめるものだったと思います。「ガンダムUC」ではあまり動かなかったネオ・ジオングもしっかり動いて戦ってくれましたし。
 単体の作品として見る分には、「ガンダムUC」関連の知識や情報は必須なものの、悪くは無かったかなと思います。
 「宇宙世紀ガンダムシリーズ」として見た場合、「ガンダムUC」以上に「ニュータイプのオカルト要素の強い作品」になっています。
 ニュータイプやサイコフレーム技術に関するオカルトパワーが凄まじい扱いになっていて、リアリティよりもファンタジーさが際立つ内容になっていました。
 具体的には、「ガンダムUC」終盤の結晶化ユニコーンガンダムの放った謎の波動によるMSの戦闘不能化現象が、「ジェネレータが組み立て前に巻き戻され、バラバラにされたことで機体が動かせなくなった」というものだと説明され、つまるところ「ユニコーン系列の機体に適切なニュータイプを乗せれば時間まで操れる」だの「サイコフレームに人間の自我や意識、魂を移動できるなら実質的に死を克服できる」だの、中々に飛躍した理論や思想が展開されていました。
 この作品の中心とも言えるフェネクスについても、パイロットであるリタはもう死んで肉体が失われているにも関わらず残留思念としてフェネクスを動かしていたりします。行方不明になったのが宇宙世紀0095年で、「ガンダムUC」は0096年、「ガンダムNT」は0097年となるので2年もの間、無補給無整備で稼動し続けているということになり、設定は割と滅茶苦茶です。
 主人公機となるナラティブガンダムについても、νガンダムの前にサイコフレーム試験機として開発されたテスト機体という設定になっていますが、そもそも「逆襲のシャア」におけるνガンダムはサイコフレームの搭載は予定にないもので、シャアが密かに流したサイコフレーム技術を開発責任者のオクトバー・サランが勝手に組み込んだものと劇中で言及されています。アムロが設計した時点でνガンダムに搭載予定だったサイコミュはサイコフレームを使っていないフィン・ファンネルのコントロール用だったとされています。
 そのため、ナラティブの出自には若干違和感を抱いたりはしたものの、デザイン自体は割と嫌いではなかったりします。腕や脚のフレームが同じように剥き出しな「Gセイバー」とかも結構好きだったので。
 その出自についても、「ネオ・ジオン側で使うサイコフレームのテスト用に作られた機体」ということであればまぁ、ネオ・ジオンのMSも同じアナハイム製ですし素体がガンダムタイプでも無理矢理感はあるものの説明できなくもないかなとは思ったりしますが。
 
 私としては「∀ガンダム」の黒歴史理論により、「宇宙世紀自体も何度か繰り返されていておかしくはない」と考えているので、各宇宙世紀作品間の設定の食い違いや矛盾も、「繰り返された宇宙世紀のどれかにはそれが矛盾しない歴史を辿ったものがある」と解釈するようになったので、公式的に世に出された作品群はすべて肯定してもいいかなというスタンスです。(※TV版Zガンダムと劇場版Zガンダムは周回違いの宇宙世紀の出来事ということでどちらも存在したと言える考え方)
 当然、個人的な好き嫌いは別ですが。
 今回の「ガンダムNT」の感想としては、「思っていたより面白かったかな」というところでしょうか。前情報で少し悪い方に身構えてしまっていた感はあったな、と。
 上記の黒歴史論である程度切り離して考えられれば十分楽しめるんじゃないでしょうか。
 
 
 『ドラゴンボール超 ブロリー』
 とにかく戦闘シーンのエンターテイメント性に特化したような作品でした。
 特に何も考えずに見たまま楽しめばそれでいい、というような印象。ブロリーについての掘り下げなどもあったものの、過去に映画作品などで登場したことのあるブロリーとはまた違った解釈になっています。
 戦闘シーンは派手かつ良く動き、演出や視覚効果も豪華で、ドラゴンボールの映画らしいものに仕上がっています。作品としてのパワーバランスとかは考えてはいけない感じです。
 ストーリーについても突っ込み所は結構あったりするので、細かく考えない方が良いのでしょう。
 視覚的には楽しめたかなー。
 
 
 <連載>
 短期集中連載企画
 『魔導戦騎 救国のアルザード アウトサイド 三獣士』
 #狙躍の狡兎2
 
 
 結果から言えば、任務は成功した。 
 王都アルフレアから西へ向かう街道沿いの崖上で持ち込んだ爆薬を使用し、やや広い範囲で土砂崩れを起こした。完全に通行不能とは行かないが、大勢が避難するため通るには困難な程度には街道が潰せただろう。
 まだベルナリアが陥落したという様子はなく、タイミングとしても間に合ったと言える。
 とはいえ、このまま来た道を引き返すのでは王都での決戦には参加できないだろう。
 街道を潰した後、王都から西北西の森の中でレイヴィは野営をしつつ偵察に行かせた部下を待っていた。
 部下を王都に潜入させ、情勢がどうなっているのかを探らせているのだ。
 ここまで辿り着く道中では、隠密移動を優先していたため、ベルナリアでの戦況がどうなっているのかは全く把握できていない。
「隊長はどうするおつもりで?」
 夕食の準備を進めながら、部下がそんなことを聞いてきた。
「タイミング次第だね」
 レイヴィは曖昧に答える。
 ノルキモの制服の胸元を開き、谷間を見せ付けるように緩める。さほど大きいとは言えないが、下着や衣服を身に着ければ見れないほどではないだろう。
 まだ若い部下の視線がそこに向いたことに少し満足しつつ、出された食事の器を受け取った。
「祭りに参加できないってのは、悔しいだろう?」
 脚を組んで、食事を口に運びながら言った。
「……祭り、ですか」
 部下にはピンと来なかったらしい。若く、能力はある方だがまだ実戦経験は少なく、手柄らしい手柄も得たことがない。
「ベルナリアの抵抗は激しいが、そう長く続くとは思えない。そこが突破できれば次は王都攻めに移るだろ?」
 そう言ってやると、部下の表情が変わった。
「我々も参加する、と?」
「そこがタイミング次第だってこと」
 王都に三ヵ国連合が迫っているなら、レイヴィたちも攻撃に参加する目はある。だが、こんな隠密工作任務を終えた状態で、パフォーマンスが最大ではない魔動機兵部隊のみで王都に攻め込むというのは自殺行為だ。
 攻めるなら、三ヵ国連合の本隊が王都に侵攻するのと同時ぐらいが丁度いい。アルフレイン王国からすれば挟み撃ちされた状態になるだろうし、敵が来ると想定していた東ではなく、避難のための逃走を考えていた西側から攻撃されれば混乱もするだろう。
 本隊への牽制にもる上、レイヴィたちも戦闘に参加できる。
 むしろ、三ヵ国連合の大部隊による王都侵攻作戦に参加できないというのは中々に悔しい。
 重要な任務があり、それを達成したとはいえ、道中の退屈さと精神の磨り減り具合を考えると、王都襲撃はストレス発散に最適ではなかろうか。
 あまりにも娯楽がなく暇だったので、こうして休憩や食事のタイミングが重なった部下をつまみ食いして気を紛らわせるしかなかった。一通り全員と寝てはみたものの、それで完全に気が晴れるということもなかったが。
「しかし、機体は万全ではありませんよ」
 目線はレイヴィの胸に行っているが、部下の言うことも間違ってはいない。
 敵戦力がベルナリアに集中していることもあって戦闘を避けてここまで来れたが、現地で行える整備だけでは完璧とは言いがたい。
 それに、王都に攻め入るとなれば精鋭と名高い近衛が混じってくる。
 レイヴィとて、近衛と正面から遣り合うのは避けたい。
「だからって、このままただ帰るのも面白くないだろう?」
 誘うような表情をして言うと、年若い部下は淡い期待感を持った目でこちらを見てくる。
 王都を探らせている部下が戻ってくるまでにはまだ時間がかかるだろうし、周囲を警戒している他の部下たちとの交代までもまだ暫くある。
 食後の運動とばかりに、そのまま野営用テントの中に部下を連れ込んだ。

 王都に向かわせた部下が戻ってきたのはその翌日だった。
 ベルナリアの戦況が芳しくない、というのは分かり切った話だが、いよいよ決壊しそうだという噂が流れ始めているとのこと。部下が潜入調査を切り上げようとしたタイミングで、王都の国民全体に避難勧告が出たらしい。
 つまるところ、レイヴィたちの工作任務も時間ギリギリだったようだ。これ以上到達が遅かったならば、避難が始まってしまい、工作地点への警戒が強まっていたはずだ。
 王都まで本隊が辿り着く前にレイヴィたちが見つかってしまえば、まず勝ち目はない。
 いくら《ダンシングラビット》と渾名され名が知られているレイヴィでも、近衛部隊と正面から戦闘はしたくない。魔動機兵の性能もさることながら、近衛一人ひとりの戦闘練度は相当なものだ。今回の作戦でレイヴィが引き連れてきた部下たちと《ノルス》ではまず勝機がない。
 地形的にも、アルフレイン王国領では相手に分がある。
 だが、それは普通に戦うのであれば、の話だ。
「タイミングとしては悪くないね」
 部下たちを集め、報告を聞いたレイヴィは口元に笑みを浮かべる。
 ベルナリアが突破できたとなれば、三ヵ国連合も畳み掛けるため直ぐに王都へと進軍するだろう。どの国もベルナリアへの攻撃とは別に、王都侵攻用に戦力はいくらか温存しているはずだ。前回出撃した部隊を整備し、控えに回すなどローテーションを組み、常に一定数の戦力は確保しているのだ。
 もっとも、それは王都に侵攻する時に直ぐ動けるように、というだけでなく他の二国が裏切った場合も想定してのものでもあるのだが。
「結界の境界線ギリギリまで移動し、待機。消えたら頃合を見計らって王都に侵攻しようじゃないか」
 レイヴィは部下たちを見回して言い放った。
 このまま大人しく帰るのは安全かもしれないが、面白くない。魔動機兵での戦果を挙げたい者もいるだろう。
 何より、王都に攻撃を仕掛けるという機会などこの先二度とあるか分からない。
 王都を蹂躙してみたい。それがレイヴィの本音だった。
「近衛と正面から遣り合うと?」
 部下の一人が不安そうに口にした。
「大丈夫、勝算はある」
 レイヴィは再び笑った。
「王都内での戦闘になれば、奴らは迂闊に銃が使えなくなる。何故だか分かる?」
 その一言で、部下たちには通じたようだった。
 王都内部に侵入しての戦闘となれば、都市戦闘となる。それも、まだ住民がいる状態で。
 何せ、レイヴィたちの工作によって西方の街道は潰されているのだ。避難が始まったとして、通り抜けられるのはごく一部だろう。大勢のアルフレイン王国民は王都に残ったまま、ということになる。
 王都を守る盾たる近衛が、住民の残っている市街地を無視して戦闘はできまい。結果的に、周りの地形そのものを人質に取った形で近衛と相対することができる。そうなれば、練度や機体性能で劣るレイヴィの部下たちにも戦いようがあるというものだ。
「私が王都の外から一人ずつ仕留めていくから、皆には囮として近衛を引き摺り出して足止めして欲しいのさ」
 作戦としては単純だ。
 王都そのものを盾にして、近衛を翻弄する。その間に、レイヴィの狙撃で確実に一つずつ始末していく。
 多少劣勢になったところで、そう間を置かずに三ヵ国連合の本隊が王都に辿り着くだろう。そうなれば、近衛もレイヴィたちだけを相手にしていられなくなる。
 上手く行けば、王都へ三ヵ国連合が攻撃する際、アルフレイン王国の抵抗準備を阻害し、牽制行動をしたという功績も手に入る。いっそ、そのまま王都を蹂躙しながら東へ抜けて本隊に合流してしまってもいい。
 王都での戦闘が始まれば、勝敗は決したようなものだ。
 
 
 ――つづく
 
 
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